「「お世話になりました、歳三さん」」
「けっ、一人前の顔しやがって。
いいかテンカワ。お前の腕はまだまだ未熟だ。
新しい職場で、いい師匠にめぐり合えよ」
「は、はい!」
「それから、フィリス。
この頼りない男をビシビシ鍛えてやってくれ。
まったく、お前ら性格が逆転したような感じだからな―――」
「まあ、出来る範囲でな」
そして、俺―――フィリス・クロフォード―――と、テンカワアキトは、新しい職場―――ナデシコの待つサセボドックへと向かうネルガルの公用車に乗った。
テンカワ・アキトが過去のマシンチャイルドにTS憑依するSS。公開日が2002年と、原作共々そこそこ前の作品ですが、原作のノリで極めて二次創作っぽく、展開が早くスラスラ読める。
これを読んで鈍感TS逆ハーに目覚めたといっても過言ではない。罪深いSS。
原作知っていれば面白いのは間違いない。