提督落ちたから自力で鎮守府作る。

2019年9月12日SS紹介, 艦隊これくしょん

「…………あれ?」

 

しかし、見回せども、見渡せども、どこにも堤防が見当たらない。

霧に覆われているせいで良くは見えないが、周囲には流木や海草の打ち上げられた砂浜と、見慣れない熱帯雨林のような景色が広がるばかりだ。

 

暗い林の奥から、ケーーッ! ケーーッ! っという、けたたましい鳥の鳴き声が聞こえる。

 

……。

…………。

 

「……ここ、どこだ?」

提督落ちたから自力で鎮守府作る。

妖精が見えたからここぞとばかりに提督に応募したものの、妖精さん達の気まぐれで採用の機会を失ってしまう。

海軍の提督になれないなら、と妖精さん達のノリと勢いで独自の鎮守府を立てることにしたが、壊れた羅針盤と手漕ぎ小舟で辿り着いた場所は予想と大幅に異なっており…。

コメディが強いけど甘酸っぱい感じもあって艦娘への愛を感じるSS。