幼女戦記の世界は、存在Xの目論見通り、悲劇的結末がちらついている。
如何に強大な帝国とて、このままいけばかのドイツ帝国と同じ末路をたどるであろう。では、ここで問題。
そんな「史実」を知っている人間がターニャ以外に存在していて。
かつ、帝国の意思決定に関与できる立場にいたならば?そんな妄想からできた仮想戦記です。
➡皇女戦記
帝国海軍ヲタが帝国皇女としてTS転生。6歳から海軍技術局に入り浸り前世(西暦世界)の兵器を再現しながら、泥沼の大戦をうまく負けるべくコントロールしていく。
が、ターニャが同郷で軍ヲタと分かるや否や、同郷のネタで大いに盛り上がるだけではなく百合百合しい関係になったり、時代を先取りし過ぎた兵器再現でチート状態にしてしまったりと、自由気儘な面も強い。
原作より戦争の狂気度も低く、SSらしく気軽に読めるのも嬉しい作品。