歌わないとは言ってない。
イタリアの〈呪文作り〉の名門に生まれた女の子が、クレストマンシー城に後継者候補として養子に出され、数年後なんやかんやあって世界レベルの家出をするお話。
魔法界に潜伏して初めての学校生活を思う存分謳歌しつつ、スリザリンの不当な扱いに憤ったり、クレストマンシーの影に怯えたり、調子に乗ったり、ハリーたちに疑われたり、青春したりします。
ホグワーツミステリーでハリポタ熱が再燃しました。
読み漁るだけでは治まらなかったので、自分でも書いてみました。更新は不定期です。
「ハウルの動く城」の原作者、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの「大魔法使いクレストマンシーシリーズ」とハリーポッターのクロス作品。
この組み合わせは初めて読みましたが、主人公ダリアが実にグリフィンドールな性格でマッチしています。基本ハリポタ原作をなぞりますが、ダリアの成長的な所や、肝心なところで凡ミスをしでかしたり、原作を大きく変えない範囲でクレストマンシーの魔法がチラチラ出てくるのが良い塩梅になっていました。